name |
あかおかずのり
|
|---|---|
title |
Folky man
|
price |
¥1500
全15曲
|
ノーマル記事(1段)
レビュー
Kazunori Akao has put together a wonderful collection of songs on his
new album. In his first few offerings, the artist effectively uses
sparse instrumentation of guitar, harmonica, and occasional drums to
support his soulful vocal performance. The harmonica is of
particular interest. Though it usually appears in its traditional
role it sometimes takes on the role of a lead guitar - through the
magic of the recording studio a more distorted sound is achieved as
it assumes the role of guitar soloist. On the last four songs of
this album Akao goes into full-on band mode - exploring styles from
dance-inducing funk to smoother rock. Within these 15 songs Kazunori
Akao proved himself to be an artist who has a firm grip on many
styles. He has created music that's provocative, passionate, and
entertaining. Very well done.
あかおかずのり
自らの音楽人生を振り返って…
東京で無理なら福岡で歌い続けよう。

-音楽を始めたきっかけなど教えていただけますか?
中学生のときにテレビで見た長渕がきっかけですね。でも、実は最初はミュージシャンとしてではなく、ドラマに出ているタレントとして憧れたんですよ。そのドラマの中で、長渕がハーモニカを吹くシーンがあるんです。で、自分もハーモニカ吹こう、と。長渕がそのドラマの主題歌まで歌っているミュージシャンだと知ったのは少し後です。ギターを弾いているということを知った後は、なにせギターは弾けなかったので、ハーモニカホルダーにハーモニカをつけて、ギターの代わりにほうきを持って、机の上に立ってやってました。
ギターを持ったのは、高校生の頃で、親戚のおじさんにもらいました。高校入学のときに、うちの親父から、3万の新しいギターを買うか、ギターはおじさんからもらって、ギターの通信講座に通うか、という選択肢をせまられたんです。親父としては、後者の希望があったようなので、結局通信講座に通うことになります。今考えれば、そもそもそれが間違いでしたね。通信教育でうまくなるわけないですよ。少し語弊があるかもしれませんが、当時の通信教育の質は低かったですしね。で、結局高校3年間ギターは殆ど上達しませんでした。友達でギターを弾ける長渕ファンがいたので、その人にギターを弾いてもらって、自分は歌っていました。
高校を卒業してフリーターになってからも、その人とはストリートで一緒に長渕やってたんですけど、ある日自分達を見てくれてた女の人に、「ギターくらい自分で弾きなさいよ」ってつっこまれたんです。それがえらくショックでしてね。その反発精神でギターを本格的に練習しました。
さらに、当時付き合ってた彼女にふられてという事件もあって、よりたくさん練習するようになりましたね。
ある日テレビCMでオーディションスクールのことを知り
1年という期限の約束を親父として通い始めました。入学して3ヶ月経った頃のオーディションに参加したら、なんとグランプリを取ったんです。賞品はロサンゼルスペア5日間の旅だったので、弟と行きました。
それからまた時がたって、親父との約束の1年が経とうとしている時に、某有名プロデューサーが参加したオーディションがありました。で、その人に東京に来いと呼ばれて、それからは1年間東京に行ったり来たり。その後は東京に移住してデビューの準備が始まりました。
ところが、ホームシックになっちゃったんですよ。精神的なストレスもありました。1ヶ月で30曲作れ、とか、渋谷のネエチャンに失礼の無い音楽を作れ、長渕を捨てろ、とか言われてましたね。仕方なく用意してくれた洋楽を聴くようになりましたけど。
今教える立場になって考えると、あのときに上の人から言われたことで、なるほどなと思うことはたくさんあります。でも、当時はその言葉に耳を傾ける心の余裕はありませんでした。結局福岡に逃げ帰ってきました。東京で音楽できると思うな、って釘刺されました。
東京で無理なら、福岡で地道に歌い続けようと、また地元のライブハウスに出るようになりました。時がたって、いくつかオーディションも受けて賞金もらって、そのお金でCD作ったりしました。そんな活動がきっかけでラジオパーソナリティーとしても活動するようになりました。そして現在に至る、といったところですかね
―お聞きしていると、結構挫折の多い音楽人生ですが、それでも尚音楽を続けて
いる原動力はありますか?
やめられないし、やめたくない、という一言に尽きます。やめられないから続ける為にどうするかを考えているという感じです。ロバートジョンソンの話じゃないですけど、悪魔に魂売ってでも音楽はやめられない。だからどう拡大解釈しても趣味ではないですね。趣味という言葉は嫌いです。ライフスタイルだから、もちろんそれで収入を得たいと思いますし、それだけでは生計が成り立たないから副業するだけですね。あなたは誰だと聞かれれば、僕はシンガーソングライターでありミュージシャンです、とはっきり答えます。
―ミュージシャンといっても、いろいろな“段階”があります。エンジニアから、作詞作曲者、プレイヤーといろんな“段階”がありますが、赤尾さんはどこに身をおいたミュージシャンでいたいですか?
ギターは自分でなくても別に構いません。ただ、歌を歌うことと、作詞作曲することは絶対条件です。僕は表現者でありたいですし、且つゼロから作り上げたいという気持ちがあります。昔演劇部にいたこともあって、僕はどうやら表現したいという気持ちがとても強いようですね。その手段として一番理想の形態が音楽であり歌であるんです。
―今回アップされたFOLYMANについてお聞かせ下さい。
完全に手作りのアルバムです。一部アレンジを手伝ってもらったものもありますが、基本的には、まず自分でできることをやってから、と思って作りました。そうすることによってできないことがみえるでしょう?それから、お客さんに売るものとしても、サポートしてくれるミュージシャンに渡すでも音源としてもおかしくない、等身大のものを作り上げたつもりです。
―アコースティックで弾き語り、にこだわっている理由などはありますか?
友達が少なかったんです(笑)。あと、ギャラを払わなければいけないというリスクもありますね。お金ないから(笑)。本音を言うと、アルバム1枚聴くと正直飽きます。で、アレンジを加えたいなと思うんですが、お金もかかるから、とりあえずそれは次の段階でいいかな、と。お金は無いですけど、今記録として残したい、という気持ちがホットなときに、録っておこうと思って作りました。だから、正直将来的にはアレンジも加えたフルアルバムを作りたいという希望はあります。
現時点では、お金が無いからアレンジもできないし、機材も無い。この“無い”という状況からどれだけのものを作り上げられるか、ということに今回は挑戦してみました。も とより好きなんですよ、そこにあるものでどうにかする、ということが。
実は、FOLKYMANはシリーズになってて、その1枚目は、最初1000枚もプレスしました。アレンジャーには、多すぎると反対されましたが、別に構わないといって1000枚作ったら、嬉しいことに半年で売り切れました。で、追加1000枚プレスしてまた全部売り切れたんです。更に追加と思ったんですが、生活費がたくさんかかって、ちっともお金はたまらなかった。子供も3人生まれて余裕もなくなってきて・・・。で、低コストでできる今回のアルバム作成にいたります。
―今後もアルバム制作は、今回のようなスタイルで作っていく予定ですか?
現時点で持ち曲が100曲近くあるので、かなりの枚数分アルバムはできるんです。そもそも、このシリーズを作り始めたきっかけは、レコードの本来の意味の通り、まさに記録したいという気持ちからです。昔作った曲を今歌うことは困難です。単純に声質の変化やキーの変化というのもあります。また、子供ができる前、恋愛をしていた頃に作った曲を今、当時のように歌うことは矛盾をともなうでしょう?でも、先輩ミュージシャンに、歌は聞く人モノだから、どの曲も否定することはできない、って言われたんです。つまり、世に出さなくてはいけない、と。で出す方法がない。持ち曲は全て頭の中にあるだけで、譜面や歌詞すら記録してません。だから記録という意味で作ろう動きました。だから、ちゃんとしたレコーディングスタジオで、ちゃんとした録音を高音質で行うのも一つだと知っていつつ、記録という意味では、お金が無い現時点では優先度は後のほうになります。
―記録という意味での音源作成ということでしたが、ミュージシャン活動として重きを置いているのはやはりライブですか?
そうです。良い音で、良いアレンジで、というのもあるとは思うんですが、自分はギター1本で歌い、ギター1本で曲を作り、そのライブを見て心打たれるオーディエンスがいます。ということは、この時点で音楽が成立してるということです。つまりなにも無理して作る必要はない、という結論ですね。実際、昔心動かされた曲とかって、決して高音質ではないでしょう。カセットテープとかだったりしますしね。
ただ、今回Itunesにアップするということによって、たくさんの人にネット上で出会えるというのも事実です。これはとても大切ですね。要するに、CDにしてもItunesにしても、そしてライブにしても、そのリリース、行動によって生まれる人との出会いが大切で、そしてまたそこから生まれてくる気持ち・思いが音楽を作り出す原動力となり、そのサイクルを繰り返すことがミュージシャンの活動として最も大切なことだと思うんです。
―次回の作品発表は決まっていますか?
未定です。なにせ自転車操業ですから(笑)
たとえゆっくりでも、たとえつまづいても、この自転車に乗り続ける自分でいたいですね。
話が少しとびますけど、今回のItunesアップに関しては、とてもありがたく感じています。CDとして完売してしまったものを、ほとんどコストをかけずにリリースすることができたのですから!!昔は”音楽で飯を喰う”為には、メジャーデビューして、上の人に従って、売れる曲を作って、という方法しか選択肢になかった。でも今はその方程式が崩壊しつつあることでチャンスが平等にふりそそいでいるわけですよね。後は自分次第だと。
僕自身やっと始まったという楽しみな気持ちでいっぱいです。
―良い話をありがとうございます。
ありがとうございました。
あかおかずのり
1973年12月22日生まれ。
熊本県熊本市出身、福岡県前原市在住。
1998年頃から活動拠点を熊本から福岡に移し、
『ライブスポット照和』でレギュラーライブや、
福岡、熊本のライブハウス、イベント、ストリートライブなど、
本格的に音楽活動を開始する。
2001年、
東芝インターネット博覧会(インパク)で行なわれたコンテストでグランプリ受賞。
その賞金をもとに、
2002年、
ファーストミニアルバム『あかおかずのり』制作、リリースし、2000枚完売。
福岡での音楽活動がきっかけで、
福岡RKBラジオに出演、
その後、2003年4月から現在まで、
RKBラジオで、パーソナリティーとしても活動中。
(レギュラー番組『夜のヒット情報』毎週土曜日26:00~27:00)
この夏の終わりには、
福岡を代表する野外音楽フェス
『サンセットライブ2008(9/5)』に出演するなど、
福岡を中心に、九州で精力的に活動中!!
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